【日記】さよなら、2023年。

【日記】さよなら、2023年。

過ぎてみればいつも早いもので、もう2023年最終日ですね。

僕は中学~高校くらいの頃にノートに日記をつけていて、このブログよりももっと高頻度に書いて、色んな出来事や感情を言葉にして残していたんですが、大人になってしまってから、日々残したいことや想いが少なくなっているのかなと感じるのは、安定したと言えるのかもしれないけれど、少し寂しいところです。

もっと色々考えたり、感じたり、それを表現するための言葉をじっくり練ったりしたい気持ちはあるけれど、毎日そこそこ忙しくて時間がなかったり、それなりに幸せだったりして、あまり書くことがないのが事実ですね・・・

さて、2023年はどんな年だったかな、とここの日記を振り返ろうとしたら、なんと今年、日記を3件しか書いていませんでした。

とりあえず10月に本は一冊出せています。

12月14日、ふたご座流星群の極大日に起きた悲劇と願いが生み出した、永遠に繰り返す同じ一日。

無限ループの中で少年と少女は、どんな「明日」を選び取るのか。

これで、作家として本の形で世に出した物語は6冊になりました。

本当はもっと書きたい! 作家業で忙しくなりたい! 一年に2、3冊は出したい! 書きたい物語はいっぱいある!

5月には、デビュー作『逢う日、花咲く。』の中国語簡体字版、韓国語版の見本をもらいました。

『逢う日、花咲く。』は、日本、台湾、韓国、中国の4か国で売られていることになります。自分の書いた本が4つの国で売られてるとか、今だにちょっとびっくりする。

7月と12月に、二作目『明けない夜のフラグメンツ』の重版連絡をいただきました。

どの物語も、自分の子供みたいに大切な存在なので、可愛がってくれる人が増えるのならこれほど嬉しいことはないです。

そうそう、あと、11月に日向坂46の小坂奈緒さんが、ラジオでオールタイムベストとして自著『逢う日、花咲く。』を紹介してくださいました。

その影響かAmazonで一時期品切れが発生し、12月には重版が決定しました。

小坂さんは以前からあうはなを推してくれていて、とてもありがたいし嬉しいです。いつかお礼ができたらいいな。

来年は作家としてお知らせできそうなことが既に3件あるので、自分でもちょっと楽しみです。

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プライベートの方に話を戻すと、印象的なものとして、3月に千葉県の富津市というところのキャンプ場で生まれて初めてのキャンプをしてみました。(とはいえキャンピングカーを借りて泊まるだけなので、テントとかの本格的なものじゃないけど)

初めて自分で薪を割って、焚き火もしてみた。料理は面倒なので、即席のカレーメシで。夜は周りに灯りがないから、星がとても綺麗に見えたのが印象的だな。

波打ち際で見る夕陽が綺麗でした。

キャンプの翌日は近くの鋸山に登って、息を切らして起伏の激しい山道を歩き回ったり。

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夏には、自分の家の庭にヒマワリの種をまいて、それがうまく花開いてくれた。今年の夏は暑かったですね・・・

『世界の終わりとヒマワリとゼファー』を書いてから、ヒマワリも好きな花の一つになりました。こうやって、物語を創ることで自分の中の好きなものが増えていくのって、なんだか素敵だ。

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11月に、父方の祖母が亡くなったと連絡を受けて、急遽仕事の休みを取って故郷に帰りました。

おばあちゃんは僕が小さい頃とてもかわいがってくれた記憶があって、きっと幸福な最期だったから、悲しくはないんだけど、思っていたよりも悲しくならないことが、少し悲しかったりする。

葬儀の期間はずっと悪天候で寒かったけれど(雪も降ってた)、一日だけ晴れてくれて、故郷散歩を楽しみました。

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こうして思い返してみると、まあ当然だけれど色んな想い出があるな。

きっちりとした日記はつけていないけれど、ツイッター(X)にはほぼ毎日つぶやいてるから、それが日記のような感じで振り返ることができるからいいね。

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一年の最後の日記がいつも年越しの直前に書き始めて、時間がなくておざなりになっちゃうから、今年は余裕を持って早めに書いてみました。

さて、もうすぐ今年が終わる。

みなさんは、どんな年でしたか。

2024年も青海野をよろしくお願いいたします。

『逢う日、花咲く。』で第25回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。著書は他に『明けない夜のフラグメンツ』『世界の終わりとヒマワリとゼファー』『君を、死んでも忘れない』『この星で君と生きるための幾億の理由』『あの日見た流星、君と死ぬための願い』

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