【日記】ひとりが好き、の話

【日記】ひとりが好き、の話

今日は、「ひとつぶ」という名の喫茶店に行ってました。

「ひとりの時間を過ごすための場所」というテーマで、前から気になってたんですよね。

家から近いという訳ではないけれど、電車一本で行けるので経験してみようかな、と。

店があるのは駅近雑居ビルの三階。

ちょっと緊張しながら階段をのぼり、靴を脱いでスリッパで店内へ。

事前に予習していたけれど、良い意味で広くなくて落ち着いた店内に、一人用のお洒落なソファやチェアが十脚ほど。

随所に本棚が配置され、ハードカバーや文庫本が丁寧に並べられている。

大手チェーンのカフェには出せない、自分の家みたいな、ほっとする空気。

1つの注文で1時間過ごせるので、カレーとコーヒー、ちょっと時間を置いてからプリンとコーヒー(二杯目)をいただきました。
(1時間600円だけど、1つの注文で1時間分の席料金が充当される感じみたい)

カレーは大きめの野菜がごろっと入ってて、優しい味でとっても美味しい……

コーヒーも、甘雨(かんう)、涼雨(りょうう)という名前がオシャレ。どっちも美味しかった。

プリンは硬めで、甘さ控えめのカラメルがたっぷり。こちらも美味しい……

座っているとほぼ満席になり、お客さんは皆思い思いに本を読んだり作業をしたり。

大きな物音を立てないように配慮しつつ、静かだけれど人がいる、という空気は独特の安心感がありました。ひとりだけど独りじゃない、みたいな。

涼しい店内には静かなBGMが流れ、窓の外ではセミが夏を歌っている。

いくつもの本の存在感やコーヒーの香りに包まれて、読書をしたり仕事を進めたり。

自分の家にいるよりも集中できたような気がします。また行きたいな。

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「ひとりの時間」を重視したカフェに身を置いて、自分は「ひとり」が好きなんだな、と感じました。

人間のストレスの原因の大半って、人間関係だと思うんですよね。

気を使ったり使われたり、相性が悪かったり、相手に悪意や害意があったり。

色々な摩擦や衝突に疲れて、自分は人間に向いてないなぁと感じる時期もありました。

でも寂しがり屋なので、本当の「独り」にはなりたくないし、耐えられない。

だから、「ひとり」を楽しめるってのは、帰る場所があるとか、信頼できる人がいるとか、そういう前提が必要になる、案外贅沢で満たされた状況なのかもしれない。

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四か月もここの更新をサボってしまいました……

もちろん作家としての作業は進めています。

近々新作告知できるかな、というのと、水面下で別の話も進んでいるので、そちらも告知できる日が楽しみです。

『逢う日、花咲く。』で第25回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。著書は他に『明けない夜のフラグメンツ』『世界の終わりとヒマワリとゼファー』『君を、死んでも忘れない』『この星で君と生きるための幾億の理由』『あの日見た流星、君と死ぬための願い』

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