前にも書いたような気がしますが、僕はシステムエンジニアと兼業で作家をやっています。 二足のワラジ(この表現もう古すぎない?)を履いているわけですが、どっちの仕事も椅子に座ってひたすらパソコン作業なんですよね。 作家デビュ […]
【日記】ひとりが好き、の話
今日は、「ひとつぶ」という名の喫茶店に行ってました。 「ひとりの時間を過ごすための場所」というテーマで、前から気になってたんですよね。 家から近いという訳ではないけれど、電車一本で行けるので経験してみようかな、と。 店が […]
【日記】IKEAが好き、の話
何度この言葉を書いただろうって感じですが、とっても久しぶりの日記です。 ブログを始めた頃はもっと頻繁に書くつもりだったんですが、おかしいな。 . 現在新作原稿進行中です。今年中には六冊目を出せるかな、という見込み。 僕は […]
【三題噺】木漏れ日のビューティフルドリーマー
「ねえ、スプリングエフェメラルって知ってる?」 隣に座る君が、いつも通りの軽やかな口調でそう言った。その表情は見えないけれど、もう涙は乾いたのだろうかと、少しほっとする。 「なにそれ、知らないや」 僕らは一本の樹の幹 […]
【随想】傷付かずには生きられない世界で生きるということについて
僕は心が弱い。 子供の頃から、何か良くないことがあったり、悪意のある言葉を耳にしたりすると心が萎んで萎れて、動けなくなる。 大人になって随分強くなったとは思うけど、それでも傷付くし、悲しむし、時に生きようとする足が止まっ […]
【日記】さよなら、2022年。
今日で2022年が終わりますね。いつも思うけど、早いものです。 今年はどんな一年だったかな、と振り返ると、印象的なのはやはり本を二冊出したことかなあ。 一応兼業作家ですけど、時間や体力的にはまだ余裕あるので、もっともっと […]
「 走れ 」
孤独を抱えて 走れ 人はみな寂しくも 力強く生きている だからこそ世界は回る 遅れをとるな お前の足で その腕で この星を回せ 痛みを抱えてひた走れ 涙なんて零れても構うな 逆風の中でも目を見開け 気 […]
「 ドレミの歌 」
どれくらい目を瞑っているの 歴史の隅のこの陰で 皆ここから離れていって 不安な孤独が闇となり 空に夜を広げていった ランプの明かりも消え失せて しんと沈んだ静寂の中 どうか私に聴 […]
深い夜の致命的ノスタルジア
※Twitterからの転記です 子供の頃のことって結構忘れてるんだけど、たまにふと、愛されていたんだなと感じる瞬間を思い出すことがあって、それが致命的ノスタルジアになる。 朧げな記憶だけど、どこかのビルの中に小さな遊園地 […]
「 秋憂月歩 」
寂しがり屋が手を取り合って 秋の夜風に吹かれます 失う事を恐れては 遠ざけてきた思い出が 遥かで今も 光ります さよならだけを抱きしめた あなたは少し微笑んで もう簡単な事だよと 冷たくなった頬のまま 消えゆく星を 数え […]