【日記】家庭用プリンターが嫌い、の話

【日記】家庭用プリンターが嫌い、の話

明けましておめでとうございます。2025年ですね。

日記というような内容でもないんですが、ちょっと書いておこうかなということがあったので、ブログの管理画面を開きました。

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僕は日常において「嫌い」という言葉はあまり使いたくないな、と思っています。

そういうネガティブな言葉って、どこかで誰かを傷付けてしまうような気がして。

だから「好き」の方を押し出したり、「嫌い」じゃなくて「苦手」とか「Not for me(自分には合わない)」とかに置き換えるように意識して生きています。

でも、そのポリシーをかなぐり捨ててでも叫びたいことがあります。

家庭用プリンターが嫌いだ!

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プリンターの使用頻度は完全に人によってバラバラだと思うんですが、僕の場合、「頻繁に使うほどじゃないけど、たまに必要な時にないと面倒」という感じです。

仕事で書類を印刷する時とか、普段は滅多にないんですが、たまーにあるんですよね。そういう時、家にプリンターがないとコンビニまで行って印刷することになります。

これも頻度は低いんだけど、たまに写真を印刷したい時とか、印刷しなきゃいけない時もある。

あと、作家用の名刺を自作してるんですが、これは専用の紙を使ってるので、コンビニでも刷れない。

なので、できればプリンターは家に置いておきたい。

でも、前々から家庭用プリンターには不満がいっぱい!

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プリンターも、物によって金額や機能はピンキリで、1万円台で買える物から、10万くらいするものもあります。

そんなに高級な機能は必要としていないので、自分はだいたいいつも1万円台のインクジェットプリンターを買っていました。

買ってすぐは、もちろん問題ないんですよね。問題あったら初期不良です。

ただ、使っていくうちにダメになるのが早い気がする。

例えば、インク。

プリンターのインクって高いんですよ。これも物によるけど、一色千円から数千円はする。その割には、久しぶりにプリンターを使おうとするといつの間にかほとんどなくなってたりする。

君、休んでる間に勝手に蒸発してないかね? と疑うレベルで減ってる。高いインクを高頻度で買わせるメーカー側の策略なんだろうかと思っちゃうほど。

そしてプリンターのインクってめちゃくちゃ種類が多い!

家電量販店とかに行ってインクコーナーを見ると、すっごい量が並んでます。メーカーごとにそれはもう複数の種類のインクがあって、なんでこんなに仕様を変えるの?と思ってしまう。規格を統一はできないんですかね?

そしてその割には探してる型番は置いてなかったりするんだよ!

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あと、プリンター自体の故障も多いように感じます。

内部でそこそこ複雑な動きをしてるんだろうけど、動かなくなるとか、動きが変になるという経験が多い。

前に使っていたプリンターは、A4の用紙に印刷する時に、詰まってないのに毎回必ず「紙詰まりを解消してください」となって、なんとかうまいこと紙をセットすると動くけど、セットし直した紙は何も印刷せずにスルーで送り出して、再度「紙詰まりを解消してください」になる……イライライラ

最終的には印刷できてもまともな色が出ずに品質がガタガタになっちゃったので、買い替えを決意しました…。記録を振り返ったら、購入したのは2020年だった。4年でダメになったわけだ。

ちょっと調べてみたら、家庭用プリンターは「法定耐用年数として5年」と定められているらしい。うーん、それなら4年はまあ許容範囲なのかな……でも使用頻度はかなり低いから、もったいなく感じてしまう……

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そういう訳で2024年末にプリンターを買い替えてセットアップまでしたんですが、例によってすぐに必要なわけでもないので、数日は眠らせていたんです。

そして年は明けて2025年。

自分から年賀状を出すことはもうここ数年してなかったんですが、それでもいただくことはあって、返信は必要。

最近プリンターを買い替えたことだし、せっかくならちょっと凝ったデザインで作ってみようと、スマホにアプリを入れて自分で年賀状デザインしたんですよ。

そして古いハガキにテストプリントしようと、年末に買ったばかりのプリンターで出力したら、全然まともに印刷されない……なぜ……。色が一部しか出力されていないように見えるし、刷られている色も荒い。

色々試行錯誤とテストをした結果、黒のインクがまったく出ていないことに気付きました。プリンター購入時に付属していたインクをセットしていたんだけど、お試し用だからか不具合が出てるんだろうか。

しょうがないので近くの家電量販店に行って、その値段の高さに唇を噛みながら黒のインクを買いました。

帰宅後に黒インクをセットすると、無事に黒色が印刷された! 同梱のインクが完全に死んでたんですね。こんなの初めてです。

とはいえ、黒は出るようになったけど、カラーインクがかすれていて品質が悪すぎる。もしかしたらカラーの方もお試し用で変になってるんだろうか……

さっき黒インクを買った店にはカラーも置いてるのは見ていたけど、すぐに同じ店に買い直しに行くのはなんだか癪なので、気分を変えて別のお店に買いに行くことにしました。

……が、必要な機種のインク(hpの804)がイオンには置いてない! しかたないので場所を変えてSEIYUに行ったけどそこにもない

ちょっと遠くなるけど、20分ほど移動したところにコジマ×ビックカメラがあるから、さすがにそこにはあるだろうと向かったけど、置いてない! 他のメーカーのインクはずらりと並んでいるのに!

コジマの少し先にヤマダデンキもあって、そこにはあるだろうと一抹の不安は抱えつつも向かったら……置いてない! なんっっってことだ!

これはもうしょうがないので、また長い時間をかけて道を戻り、最初のお店でカラーインクも購入しました。増量タイプだったから、六千円くらいしたかな……高いよ……。最初からここで買えばよかったよ……

ともあれ、これでようやく印刷できる……と思ったけど、次なる問題があるのです。

そう、肝心の印刷用年賀状がない。(テストプリントしてたやつは昔の余り)

スーパーやコンビニをいくつか見て回ったけど、印刷済みの年賀状はちらほらあっても、無地の年賀状がマジで置いてない。

泣く泣く、印刷済みの中でもカワイイやつを選んで、それで返事を出しました。

結局、方々走り回って買ったプリンターのインクは使うこともなく…(そのうち別の用途で使うけど)

ネガティブな言葉はあまり使いたくないって最初の方に書きましたけど、年賀状文化も面倒くさいなあ!

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新年早々文句みたいな日記になってしまいました。すみません。

こんな愚痴みたいな記事に繋げていいか分かりませんが、新作の宣伝もさせてください。

以前の記事でも書きましたが、今月は、スターツ出版文庫さんより新作が発売予定です。

人体が硬化して発光し、最終的には空に昇る、という奇病「星化症」がある世界で、星化症により家族を失って深く傷付いた少年の物語です。

ノベマ!にて、特別先行連載をしていただいています。以下のリンクから飛べます。

青海野 灰さん書き下ろし!特別連載『拝啓、やがて星になる君へ』

連載は毎週水曜日に更新されますが、公開されるのは物語中盤まで。このため、クライマックスや、終盤に明かされる秘密や仕掛けは掲載されません。

なので、どうか、本の形で入手いただいて、結末まで見届けていただきたいです。

今作、「あとがき」がとっても重要になっていますので、あとがきは絶対に飛ばさないでいただきたいです。そして絶対に「あとがき」を先に読まないでください

こちらは書影が公開されたら、また紹介ブログを書こうと思います。

それでは改めて、2025年もよろしくお願いします!

『逢う日、花咲く。』で第25回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。著書は他に『明けない夜のフラグメンツ』『世界の終わりとヒマワリとゼファー』『君を、死んでも忘れない』『この星で君と生きるための幾億の理由』など

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