【日記】12月の特別感が好き、の話

【日記】12月の特別感が好き、の話

若干いまさらですが、12月になりましたね。

11月が始まった頃にも「え、年末じゃん」と驚いたけれど、12月ともなると正真正銘の年末ですね。

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12月って、子供の頃から何だか好きでした。

寒いんだけど、1年の終わりが近付いているという特別感が日常に漂い始めて。

僕は子供の頃は雪国新潟に住んでいたんですが、12月になると気候によっては初雪が降ったりして、雪国で毎年見ているはずなのに、空から白いものがひらひらと落ちてくると訳もなくテンションが上がっていました。

期末試験も終われば、学校の授業も気が抜けた空気になって、そして訪れる冬休み。

純粋に連休は嬉しいし、クリスマスもわくわくするし、大晦日も夜遅くまで起きて居られて非日常感があるし、お正月もイベント色々。

1年の中でもっとも「特別」を感じる月のような気がします。

(今の学校って三学期じゃなくて前期・後期なんですよね。期末試験ってどうなってるんだろう)

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大人になってもその特別感は変わらなくて、12月に入ると煌びやかになる街の装飾とか見るとウキウキします。

お店はクリスマス風の音楽が流れて、雑貨屋さんのクリスマスグッズとか眺めるだけでも楽しい。

これは確か数年前の銀座の通りに並んでいた光の木。綺麗。

こういう灯りが街に溢れるというのは、最低限の平和はあるという証でもあるかもしれません。

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12月で好きなのは、ツイッターでもちょっと呟いたけど、「シュトーレン」というパン。

(ドイツ語を正確にカタカタにするなら「シュトレン」らしいけど)

こういう↑やつです。

少し固めのパンで、フルーツやナッツが入っていて、表面に雪のように粉糖がかかっている。

ドイツではクリスマスシーズンに薄く切って少しずつ食べていくらしい。

僕はこれを大人になってから知ったんだけど、その「クリスマスへのカウントダウン」みたいな存在と美味しさが気に入って、12月になると毎年どこかのパン屋で買ってます。

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先日も、近所のパン屋でシュトーレンを見つけたのでレジに持って行ったら、こんなことがありました。

店員さん「こちら、サイズ小の方でよろしいですか?」

青海野「あ、大きいやつもあるんですか?」

店員「少々お待ちください……」(カゴから別のシュトーレンを引っ張り出して、僕が持ってきたものと並べて)「こちら、こうして大きさを比べますと…………同じですね(笑」

青海野「(笑)」

店員「あ、こちらなら……」(さらに奥の方から別のシュトーレンを取り出して並べる)「………同じですね」

青海野「小でいいです(笑」

大きいのがあるならそれを買おうかとも思ったけれど、何だかこのやりとりでほっこりしたので小さいのを買って帰りました。

事務的な最低限のやりとりになりがちな会計で、こういう人間っぽさが垣間見えると、ちょっと嬉しい気がします。

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あ、すみません、前の日記で「次は新作の情報を」と書きましたが、それはまた今度にします。

ではまた。

『逢う日、花咲く。』で第25回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。著書は他に『明けない夜のフラグメンツ』『世界の終わりとヒマワリとゼファー』『君を、死んでも忘れない』『この星で君と生きるための幾億の理由』『あの日見た流星、君と死ぬための願い』

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